こころの病気の症状には
個人差があります。
お気軽にご受診ください。

診療内容について

当院で診療対象となるよくある症状と疾患

うつ症状

うつ病は、体の症状や対人緊張など、不安に関する症状を合併することがよくあります。
落ち込んだ気分が長く続き、日常生活に支障がでますが、一人で抱え込んでしまう方も多くいらっしゃいます。きまじめ、几帳面で手を抜くことができない方や、いつも他人に気を使う方がなりやすいです。
また、薬の副作用が原因となることもあるので、注意が必要です。

よくある症状
  • カラダがだるくて重い。
  • 食べたくない。眠れない。
  • 自分を責めて死にたくなる。
  • 楽しいと感じられず、興味がわかない。
  • 集中力、判断力が低下する。
  • 自信がなくなる。

スリープクリニック

不眠でお悩みの方の中には、「睡眠時無呼吸症候群」の方も多くいらっしゃいます。気道の閉塞などが原因で、睡眠中に何度も呼吸が止まってしまう病気です。 降圧薬で、血圧の下がらない方、睡眠時無呼吸症による高血圧かもしれません。睡眠時無呼吸症の検査、診療も行っております。
適切な治療を行うことで、日中の眠気や倦怠感などの症状がなくなるだけでなく、合併症を予防したり改善したりすることが出来ます。

よくある症状
  • 大きないびきをかく。
  • 眠りが浅く、夜中に何度も目が覚める。
  • 起床時に頭痛やだるさがある。
  • 睡眠中に呼吸が止まっていると指摘されたことがある。
  • 日中とても眠い。
  • 血圧が高い。

パニック障害

パニック障害は、敵や災害から逃げるために身体に備わった生き延びるためのプログラムが、命の危険がない時にも発作としてあらわれてしまう症状です。
パニック障害は、心筋梗塞などの症状にも似ているので身体的な病気を疑う方も多いですが、原因が見つからない場合はパニック障害の可能性があるので、心療内科の受診をおすすめします。

よくある症状
  • 突然、動悸、呼吸困難感、発汗などの症状が現れ、その後も何度も起こる。
  • 原因不明の死にそうな苦しさがある。

もの忘れ外来

もの忘れ外来では、老化に伴う正常な「もの忘れ」と「認知症」を区別し、認知症を早期発見・治療します。
加齢に伴うもの忘れは、原則治療の必要がない自然現象です。一方で、認知症は日常生活に支障をきたします。ご本人はもちろん、ご家族も見分けることが難しいため、専門的な知識のある医療機関できちんと検査を受けることが必要です。
早期発見することが重要となるので、早めの受診をおすすめします。

よくある症状
  • 朝ごはんを食べたことを覚えていない。
  • 家族など身近な人の名前を思い出せない。
  • 今日の日付が言えない。
  • 同じことを何度も言ったり聞いたりする。
  • 外出することが減った。
  • 探し物が増えた。

更年期障害

閉経の前後5年間を「更年期」と言いますが、その期間中に起こる症状が重い状態を「更年期障害」と呼びます。
更年期障害は、加齢により卵巣の機能が低下することでエストロゲンが減少することで、自律神経の調整がうまくいかなくなり、心身の不調が起こりやすくなります。症状には個人差があり、日常生活に影響を及ぼすこともあります。

よくある症状
  • 原因不明の不調(頭痛、めまい、耳鳴り、腹痛など)が治らない。
  • めまい、動悸、胸が締め付けられるような感じがある。
  • 顔がほてる。のぼせる、発汗、寝汗がある。

自律神経失調症

自律神経失調症は、人間関係や仕事のプレッシャーなどの精神的ストレスや過労、光や音、温度などの身体的ストレスが原因になることがあります。
症状は個人差が大きく、疲れやすい、めまい、立ち眩み、のぼせ、冷え、頭痛、耳鳴り、動悸、便秘、下痢、生理不順、口や喉の不快感、肩凝り、胃の不調などがある。

よくある症状
  • 原因不明の不調(頭痛、めまい、耳鳴り、腹痛など)が治らない。
  • 顔がほてる。手足が冷える。
  • 風邪でもないのに咳がよく出る。

社会不安障害(SAD)

人からどのように見られているのかを必要以上に気にしてしまい、不安や緊張の度合いが大きくなります。動悸・息苦しさ・ふるえ・発汗・赤面・腹痛・尿意などの症状が現れる場合があります。
以前は、対人恐怖・視線恐怖・赤面恐怖と呼ばれていました。重症化すると、うつ症状などが出てくることもあるので、早めの受診をおすすめします。

よくある症状
  • 人前がものすごく緊張する。汗がたくさん出て、ハンカチを持っていないと落ち着かない。
  • 人前で何かをすることが怖くて外に出られない。声が震えてしまう。
  • 集団の中にいることに、強い恐怖・不安を感じる。

生理不順・PMS

生理不順は、過労やストレスによりホルモンバランスが乱れることが原因だと考えられています。また、PMSは個人差があり、またその月によっても症状が異なることも多くあります。
その他にも子宮やホルモンの病気の可能性もあるので、放っておかず早めに医療機関を受診しましょう。

よくある症状
  • 生理周期が29日未満もしくは、39日以上ある。
  • 生理前になると疲れ・だるさが抜けず、眠気が強くなる。
  • 生理前になると情緒不安定になり、怒りっぽくなる。

発達障害

発達障害は、生まれつきの脳機能の発達の偏りにより、幼い頃から行動面や情緒面に特徴があります。外見からは分かりにくく、その症状や困りごとは十人十色です。
そのため、親が自身や子どもを責めてしまったり、子ども自身が批判されることで生きづらさを感じたりすることがあります。

よくある症状
  • 自分の気持ちを説明したり、相手の気持ちを読み取ったりすることが苦手。
  • 全般的な知的発達には問題がないが、書く、読む、計算するなど特定の事柄のみが難しい。
  • 感情のコントロールが苦手、いつも落ち着きがない。